【編入】物理の参考書
物理の参考書について書いていきます。
物理の勉強は編入試験勉強の中でも一番迷うかもしれませんが自分にぴったり合う方法を探してみてください。
私は低学年の頃は比較的物理の成績は良かったので高校物理は要らんやろwと高を括っていたのですが、ある日運動方程式てなんやけ…ってなってから事態は急変しました。
いま一度自分の実力を確認してみてください。
私の場合は以下の参考書を使用しました。
[ Ⅰ ]力学
①物理のエッセンス上
オススメです。運動方程式の立て方を勉強しました。またその他衝突やら色んなことをこの一冊で装備しました。
とりあえずこいつが読める程度なら物理はなんとかなります。多分。
最初に2周して、適宜必要になった範囲を復習したりしました。
②大学生の初等力学
神です。大学編入のための力学の本は少ないですがこいつが間違いなくトップだと思います。
これ一冊だけを磨くというのもいいかもしれません。私はこの本を主軸に足りない部分を他の本で補う勉強をしてました。
エッセンスが終わったあと、常に周回。
③大学1,2年生のためのすぐ分かる演習物理
初等力学の演習不足を補いました。コリオリ力とか剛体がいい感じ。力学以外も全部入ってます。
初等力学が飽きたらやった。合計3周。都立大受験直前に1周。
④演習力学
必要なとこだけでいいと思う。例えば二次元極座標系とか荷電粒子の運動とか。いかにもテストに出そうだな〜ってとこだけやれば十分です。
必要なところのみ2,3周ほど。
⑤詳解物理学演習上
筑波の剛体がやたら難しいので剛体の問題数確保を狙ってやりました。考えが広がる音がジュワーってします。じっくりやってみてください。剛体だけで十分です。
剛体のみ、4,5周。
[ Ⅱ ]熱力学
①マセマ熱力学
神です。大学の熱が分かります。嘘です。第2法則以外は理解しました。これやってから高校範囲の熱をやったら熱は概ね解けました。高校範囲ではいきなりdU=nCvdTを押し付けてくるので一読しておくと理解が早いと思います。
3周。
②名問の森1
高校範囲の力学と熱力学の演習書です。どうやら高校範囲での物理の参考書の中では結構難しい部類なようで、私も力学にトライしましたがなかなか初見で解かせてくれませんでした。
でも熱力学は打って変わって少ない問題数で体系化を助けてくれるのでかなり役に立ちました(難しかったけど)。
熱だけ5,6周ほど(力学も2周くらいした)。
[ Ⅲ ]波動
①物理のエッセンス上
神です。これ一冊で東北大学の波は概ね解けます。とりあえず反射と屈折からはじめてレンズを飛ばして干渉あたりを仕上げる流れがいいと思います。
余裕が出たら弦の定在波やレンズ、ドップラー効果あたりも触れておくと幸せになれます。やるからには演習問題は必ず全部やりましょう。
3,4周ほど。
[ IV ]電磁気学
①大学生の電磁気学
神です。まず最初にやって電磁気を思い出しました。基礎問題や実戦形式の問題を用意してくれています。これを主軸に足りないところを他の本で補いましょう。
常に周回。
②電磁気学演習
微妙でした。電磁気は割と得意だったのでいちいちやり直すのがめんどかったです。最初からやろうとしたら点電荷ばっかで飽きました。電磁誘導まで頑張ってやりました。
0.7周。
③例題と演習で学ぶ電磁気学
偉大なる弊高専の電磁気の教科書です。この本で育ったのである程度読み慣れていました。章末問題に挑んだことがなかったので章末だけやりました。難しかった。今年の東北も去年の筑波もこいつの章末から出題されてました。
3周。
物工を目指すなら
http://lisa0.hatenablog.jp/entry/2019/07/25/151639
がオススメと聞いてます。
以上です。
ところで、私のブログ名は「力学激弱のための編入ブログ」ですが、その名の通り私は超物弱です。
物理は難しい。以上。